とっておき情報
白馬鑓温泉は、標高2100m、白馬鑓ヶ岳の登山道にある山小屋の温泉です。
白馬三山の登山口の一つ、猿倉から徒歩で約4時間かかりますが、その苦労が報われる絶景の露天風呂があります。特に日の出を見ながらの入浴は格別です。2004年には足湯もできました。
泉質などの特徴
- 含硫黄‐マグネシウム・カルシウム‐炭酸水素塩温泉
- 泉温:43.1℃
- 色や味:ほぼ無色透明(場合により白濁)
日帰り(立ち寄り)入浴できる施設
白馬鑓温泉小屋
| 休館日 | 7月上旬~9月下旬のみ営業(2021年は温泉や小屋周辺の修繕・改修のため営業を中止。白馬鑓温泉ルート登山道は十分な整備がされておらず、通行・遭難のリスクがましているため通行止めとなっています。現在のところ、再開の目処は立っていません) |
|---|---|
| 料金 | ¥500 |
| 電話 | 0261-72-2002(連絡事務所) |
| web | https://hakuba-sanso.co.jp/yamagoya/yarionsengoya.html |
| 備考 | 猿倉から徒歩4時間 |
料金や営業日時などは最新の情報でない場合があります。公式サイトやお電話等で直接ご確認ください。記載内容が正確でない場合も、施設に責任はなく、当サイトでも責任は負えません。
2023/07/23, 24 白馬三山
23年初のアルプスは白馬三山へ。
初日は猿倉から白馬岳まで向かう。
7月下旬にも関わらず大雪渓の規模は小さく、下部はクレバスが点在し、雪渓歩きも本来ならば標高差が600mほどある筈が500mも無かった。
多くの登山客によって踏み跡が出来ており、キックステップのみで登れそうであったが、周りに人も多かったため、万が一に備えてチェンスパを装着して登る。
大雪渓を超えた後はクルマユリやハクサンフウロなどの沢山の高山植物が群生している中を進んでいき、1時間半ほどでテント場に到着する。
テントを張り小休止を取ってから白馬岳に向かうが、猿倉を出た頃には晴れていた天気も雲が出始め、山頂に着いた頃には真っ白に。30分ほど粘って僅かに雲が切れた程度だった。
午後から雲は出たものの、雨には降られることなく就寝。しかし23時頃に雨音で目が覚める。バケツをひっくり返したような大雨と強風、遠くからは雷鳴も聴こえる。
あまりの雨の強さにテントも雨漏りするが、併用していた防水ビビィのお陰で雨への心配は無かった。むしろワンポールテントだった事から、強風や雷を注視するために、嵐が通り過ぎるまでの約1時間半、起きていなければならなかったのが辛かった。
2日目は5時前にテント場を出発し白馬鑓へ向かう。昨夜の嵐が嘘のように天気は良く、東の空は暁色に染まっている。
杓子岳の山頂直下はザレ場になっており、日の出後で良かったと思いつつ、崩さないよう慎重に進む。一般登山道であれ程のザレ場はあまり見かけないので驚いた。
杓子岳から1時間程で白馬鑓ヶ岳に到着。山頂まで上がるとこれまで隠れていた立山連峰や唐松岳以南の後立山連峰、そして槍や穂高から成る主稜線が一望でき、文句無しにこの山行のハイライトとなった。
鑓ヶ岳を発つ頃には太陽は昇りきり、じりじりと照りつけるため、槍温泉まで急いで下る。道中、鑓ヶ岳へ向かう登山客とのすれ違いを繰り返し、約1時間で温泉小屋まで到着。
朝一番だったため、他に客はおらず、広々とした湯舟を楽しむ、筈だった。湯舟につかって僅か10分ほどでアシナガバチが襲来し温泉どころではなくなる。挙げ句の果てには浴槽の底で足を負傷、文字通り泣きっ面に蜂、いや蜂に泣きっ面となってしまった。
蜂にこそ刺されなかったものの、15分程度しか温泉に入れず温泉小屋を出発。下山口である猿倉を目指す。
猿倉までは下り基調であるものの、照り付ける日差しを遮るものが無くとにかく暑い。沢や雪渓から溶け出した水で冷やしながら進み、2時間かけて猿倉に到着。
山歩きではなく、テント泊や温泉でトラブルのあった山行だった。
#登山
#白馬岳
#杓子岳
#白馬鑓ヶ岳
#白馬鑓温泉
#hiking
#mountains
4月 18
2023/07/23, 24 白馬三山
23年初のアルプスは白馬三山へ。
初日は猿倉から白馬岳まで向かう。
7月下旬にも関わらず大雪渓の規模は小さく、下部はクレバスが点在し、雪渓歩きも本来ならば標高差が600mほどある筈が500mも無かった。
多くの登山客によって踏み跡が出来ており、キックステップのみで登れそうであったが、周りに人も多かったため、万が一に備えてチェンスパを装着して登る。
大雪渓を超えた後はクルマユリやハクサンフウロなどの沢山の高山植物が群生している中を進んでいき、1時間半ほどでテント場に到着する。
テントを張り小休止を取ってから白馬岳に向かうが、猿倉を出た頃には晴れていた天気も雲が出始め、山頂に着いた頃には真っ白に。30分ほど粘って僅かに雲が切れた程度だった。
午後から雲は出たものの、雨には降られることなく就寝。しかし23時頃に雨音で目が覚める。バケツをひっくり返したような大雨と強風、遠くからは雷鳴も聴こえる。
あまりの雨の強さにテントも雨漏りするが、併用していた防水ビビィのお陰で雨への心配は無かった。むしろワンポールテントだった事から、強風や雷を注視するために、嵐が通り過ぎるまでの約1時間半、起きていなければならなかったのが辛かった。
2日目は5時前にテント場を出発し白馬鑓へ向かう。昨夜の嵐が嘘のように天気は良く、東の空は暁色に染まっている。
杓子岳の山頂直下はザレ場になっており、日の出後で良かったと思いつつ、崩さないよう慎重に進む。一般登山道であれ程のザレ場はあまり見かけないので驚いた。
杓子岳から1時間程で白馬鑓ヶ岳に到着。山頂まで上がるとこれまで隠れていた立山連峰や唐松岳以南の後立山連峰、そして槍や穂高から成る主稜線が一望でき、文句無しにこの山行のハイライトとなった。
鑓ヶ岳を発つ頃には太陽は昇りきり、じりじりと照りつけるため、槍温泉まで急いで下る。道中、鑓ヶ岳へ向かう登山客とのすれ違いを繰り返し、約1時間で温泉小屋まで到着。
朝一番だったため、他に客はおらず、広々とした湯舟を楽しむ、筈だった。湯舟につかって僅か10分ほどでアシナガバチが襲来し温泉どころではなくなる。挙げ句の果てには浴槽の底で足を負傷、文字通り泣きっ面に蜂、いや蜂に泣きっ面となってしまった。
蜂にこそ刺されなかったものの、15分程度しか温泉に入れず温泉小屋を出発。下山口である猿倉を目指す。
猿倉までは下り基調であるものの、照り付ける日差しを遮るものが無くとにかく暑い。沢や雪渓から溶け出した水で冷やしながら進み、2時間かけて猿倉に到着。
山歩きではなく、テント泊や温泉でトラブルのあった山行だった。
#登山
#白馬岳
#杓子岳
#白馬鑓ヶ岳
#白馬鑓温泉
#hiking
#mountains
口コミや質問をどうぞ
Facebookのアカウントが必要です
近くの宿
by じゃらん Web サービス
近くのお食事処





